本格スタートから4ヵ月目から13年前の自分へ覚書

本格スタートから4ヵ月目から13年前の自分へ覚書

2019年11月からスタートし約4ヵ月が経ちました。
現在多くの方に興味を持って頂きお陰様で他の会社からの依頼は無くても新郎新婦さんからの直接のご依頼だけでやっていける状態になりました。
これまで色々な撮影会社に登録したり色んな撮影を10年以上してきましたが、今の様な状態にはなれませんでしたので、私の力ではなく大部分は花嫁さんたちの力だと痛感してます。

当初は突然の独り立ちで全くサンプルなども無く、収入も途絶えかなり借金も増えてしまいましたので、実家に戻る計画も一方で進めておりました。
そんな時に影響力のある卒花さんたちがサンプル作品に協力してくれたり、一気に認知する事に協力してくれました。
また励ましのメッセージを多く頂き、普段からいつもSNSでご紹介頂ける花嫁さんたちのお力でここまでこれたのを本当に感謝しております。

何が恩返しできるか判らないまま続けている無料撮影も
喜んで頂ける花嫁さんもいるのがわかってきましたのでもう少し続けていきたいと思います。
みなさまありがとうございます。

13年前の自分に言いたい事2つ

私自身は前撮りも結婚式すらしていません。
大阪芸術大学在学中の入籍で貧乏学生だった事や披露宴をやったり、式場のスタジオでみんな同じポーズと同じ笑顔で撮影されたりするのが何故かその時は過剰に恥ずかしいと感じており、結婚式はやりたくありませんでした。
でも記念に写真は撮って入籍報告ハガキなどを作りたかったのですが、恥ずかしい写真を撮られるのが嫌でウェディングカメラマンではなく、写真学科の静物を撮影している知人に頼んでみましたが返事は帰って来ませんでした。
結局自分たちだけで私服で夕方の川沿いでセルフタイマーで撮影しました。

小規模でいいから結婚式はやれ

当時は考えが稚拙だった事もあり、自分の恥ずかしいという感情だけで決めていました。ただ結婚式は、二人のお祝いという表面の儀式的な側面と、無ければ会わないであろう両家の遠い親戚が会えたり、親の卒業式(感謝を表す・区切りを実感)という本義の両面があると思いますので、自分たちだけのためでなく親族のためにやれば良かったと感じています。
現在は結婚式やらない方も増えているとの事ですが、小規模な会食位はおすすめしたいのが今の気持ちです。

結婚式しないなら写真は残しとけ

例えば男性が結婚式や写真を嫌がっているとそれに女性も意見を合わせて撮らなくていいよと言う場合も多いと思います。
ただ本当の事をいうと可能ならドレスや白無垢で撮ってみたいのが女性の本音だと思います。それに私が気が付いたのは写真には手遅れな程、彼女が年をとってからだったので若いころに撮っておいてあげたら良かったと申し訳ないと感じています。
今は昔の地方の様な恥ずかしい結婚写真ばかりではありません。感性が合うカメラマンを検索できる時代になりましたので是非ご検討下さい。

普段お付き合いさせて頂いている、またはこれを読んでくれている方々は、披露宴を計画してるので前撮りもやる、本当にしっかりしている方ばかりで感心しています。
もし結婚式や写真をやらないつもりの方がこの記事を読んで頂けましたら少しでも参考にして頂ければ幸いです。特に男性に向けてですが
「結婚式はやらなくても写真は撮ろうよ」と

前撮りをプレゼントする様なカッコいい男になって下さい

あの時の僕には無理でしたが。。

ちょっとポジショントークっぽくなったきたので以上にいたします笑
ありがとうございました。